SAKAKIHARA

福山城の瓦に自分の名前を刻んだ日

神辺・備後のあれこれ

来年福山城は築城400年を迎えるので、今復元工事の真っ只中です。

戦火で消失した福山城は、戦後市民の寄付によって再建されたという経緯もあり、今回はクラウドファンディングによって寄付が集められました。

金額は1万円からの募集で、瓦や、天守の北側に張る鉄板に名前を刻む特典がついてきます。

私も1万円寄付しました。

ということで、先日福山城で名入れのイベントがあり、瓦に記名しに行ってきました。

隣のテーブルで記名されていた男性は、名前のほかにも、「福山城に対する思い」も書かれていました。

私があまりにジ~っと見すぎたせいか、男性の方から言葉をかけてくださいました。

こちらの男性は「福山大名行列保存会」の会長さんだそうです。

ちゃんと習字を続けておくべきだったと後悔する瞬間ですが、心はまじめに「美しい福山城を後世に」と願っています。

この瓦は「のし瓦」といいます。

半分に割って使いますが、天守の頂上、鯱(しゃち)と鯱の間にある棟に使用されるそうですよ。

福山城400年記念事業委員会の方が写真スポットも用意してくださっていました。

それがこちら、福山城の前です。

仕方ないですよね。復元工事の真っ只中ですから。笑

けど、足場が組まれ、シートで隠れる福山城は、ある意味レアかもしれません。

それからこちら。

歴史シュミレーションゲーム「信長の野望」とのコラボで作成された「水野勝成」様のパネル前での記念撮影です。

 

またこの日は特別に「伏見櫓」が公開されました。

伏見城から移築された櫓で、徳川家康から贈られたものです。戦火の中でも奇跡的に残った国の重要文化財です。

櫓といっても、こんなに立派な梁が使われています。

階段はこんなに急なんですよ。

上がったまではいいものの、私はビビり症なので、用心しながら後ろ向きに下りました。

毎年、文化の日だけ特別公開されますので、この危険な階段を体験してみてください。

こちらは伏見櫓からの眺めです。

福山城は駅から一番近いお城で有名ですが、真実はちょっと違います。近いのではなく、福山城敷地内に福山駅が建てられたのです。

つまり、新幹線に乗って福山城を通過しただけでも、「福山城に来た」ことになるのではないでしょうか。

となると・・・日本一訪問者が多いお城ということにもなるかもしれません♪

天守の北側に日本唯一の鉄板張りが復元されたときには、私の瓦が福山城の一番高いところにあると思うと、嬉しくて仕方ありません。

来年のお披露目が楽しみです。

スマホの修理・バッテリー交換などは、フジグラン神辺2階「スマホ修理工房」まで。

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