SAKAKIHARA

カメのその後

ひとりごと

うちで飼っているカメを見に来ては、「ワシも飼いたい」と毎週甘えてくる父に根負けし、貸し出したのは2か月前のこと。

ところがカメの可愛さに魅せられたようで、父からは毎日のようにカメの報告を受けます。

すっかりメロメロで、カメがわが家に帰ってくることはもうなさそうです。

子どもたちには、「水槽で飼われるより、庭で自由に生きる方が幸せなのだから、カメの幸せを願ってあきらめよう」と話をしました。

二匹のカメは、この大きな岩の下がお気に入りの場所なんですって。

木をかき分けると、こちらの様子をうかがっているのが分かる

カメはとても耳がいいんです

人の声も聴き分けることができるので、エサ係の父の声がすると、出てきて「ご飯ちょうだい」って、足をツンツンしてくるんですって。

母は気持ちではカメをかわいいと思っているのですが、扱いが下手なので、声をかけても、姿を見せないらしい。

カメも、よう分かっとるな~

わが家の庭で飼っていたときには、遊ばせるため水槽から外に出してやるのは子どもの仕事。

そして夜になり、芝生に顔を埋めて眠るカメを探し出して水槽に戻すのは私の仕事。

なので、私の声も覚えている証拠に、岩を登って逃げ始めました

30㎝くらい登ったら、ゴロンと落ちましたが、カメは平気です。

カメって意外にも動きが早く、運動能力も高く、見ていて飽きません。

そして11月から3月まで冬眠に入ることを伝えると、二人ともとても残念そう。

冬の間の楽しみ、何かないかな?