SAKAKIHARA

冬至

ひとりごと

12月21日は冬至です。冬至は1年でもっとも昼の時間が短く、もっとも夜の時間が長い日で、1年の始まりを意味するものとされていました。

冬至を乗り切れば元気に春まで過ごせると考えられ、この日に柚子を浮かべた柚子湯に入り、カボチャを食べると風邪を引かないと言われています。

柚子湯に入ることは江戸時代初期の銭湯から始まったそうです。柚子湯の由来は、柚子は香りが強いので邪気払いができるためや、語呂合わせで、冬至とお湯で療養する「湯治(とうじ)」、「融通が利く=柚子」から《融通が利く(効く)湯治=柚子が効く冬至》とも言われています。カボチャは、長期間保存ができ栄養価も高いため、採れる野菜が少なかった冬の栄養補給のためと考えられていました。

また 冬至に「ん」のつくものを食べると「運」を呼び込む、ということで「なんきん」「れんこん」「ぎんなん」「うどん」などを食べる地域もあります。他にも邪気を払うとされる小豆粥(あずきがゆ)を食べたり、「体の砂払い」と称し、体内の悪いものを掃除するというコンニャクを食べる風習などがあるそうです。

 

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