念願の大山へ
4時起床、5時出発
おかげで、友人との待ち合わせ時間「8時」には、慌てることなく到着できました。
第一駐車場から登り口までは距離がありますが、石畳が敷かれた街並みは美しく、立ち並ぶお店もオシャレで、避暑地としても人気がある理由が分かります。
空の様子からは一日晴天に見舞われそう
この1年で10回くらい大山に登っているという友人も、「今年1番の天気だ」と喜んでいたのが印象的でした。
山の神様ありがとう!
気温5度、全員元気に出発します
今日は5人で山登り
仲間が多い登山となり、楽しさも5倍です
ここを一段目と数えるのかな。
登山口のスタート地点です。
なんだ、この緩やかな階段は!!いける、いける!
これなら絶対頂上まで行ける~♪
大山はこうして山頂までずーっと階段が続きます。
石の階段、木の階段、根っこでできた階段・・・
小5の夏キャンプで登った時(40年前)には、全行程普通の山道だったと記憶していますが、中国地方で1番高い山とあって、現在は完璧な整備がなされています
この木の階段、なんて素敵なの!!
雰囲気あるわ~
ブナの森がまた落ち着くんですよね
大山は1合目、2合目・・と表示がでます。
それはがんばる目標にもなるのですが、斜度もあがり、3合目、4合目が遠いったらありゃしない。
もう無理~とか、行きたくない、なんて弱音というか愚痴も止まりません。
ここは4合目付近。気持ちがポキンと折れる寸前
日本海が見える高さまで来てもなお、「もう登れなくてもいい」と半べそです
そんな中、私を一気に元気にさせる出来事が!!
明らかに「救助」だと思えるヘリが、頭上へとやってきました。
わずか20mほど上、私たちの頭上でホバリングをはじめました。
そのエンジン音はけたたましく、木々が大きく揺れ、こちらが恐怖です
何度も旋回し、ホバリングを試み、畳4畳分くらいしかない、わずかに開けた5合目で救助を試みていたようでした。
ひらけているといっても、山の中。そこへピンポイントで救助に向かうのです。
数度目のチャレンジでやっと条件が整ったのでしょう。
扉が開いている様子も確認できるほどの距離感です。
野次馬な性格が、疲れ切った私にエンジンをかけます
ヘリ救助の様子を上から見ようと、6合目まで足が進むではないですか
不思議なもので、こういう気分のときは、小言はもちろんでないし、なぜか体力も回復!!
あっと言う間に6合目!
そして、救助の間は登山道は通行止めになるらしく、私たちの後ろからは数人上がってきただけで、その後、人の動きがピタリと止まりました。
ゆっくり景色も堪能。
北壁も日本アルプスみたいでカッコイイ
そんな北壁を見ながら、10:20おにぎりでエネルギー補給
朝4時半に朝食をとったきりだったので、そりゃもう空腹で、おにぎりの美味しいことですよ
この植物はなんだっけかな?
友人がわざわざ検索してまで教えてくれたのに、すぐ忘れちゃうよ
この木の棒は「草鳴社(そうめいしゃ)ケルン」と呼ぶらしい
草鳴社ケルンは、遭難がどーの、こーの・・となんか悲しい話だったような気がするけど、これも忘れた。
大山に登った人は、弓ヶ浜をバックに草鳴社ケルンを撮るらしい。
友人がガイドを務めてくれなかったら、こういう情報にも触れないところでした。
ずいぶん上ってまいりました。
爽やかな風も吹き、快適。気温8度
ただ私は疲れ切っていて、この雰囲気ある木道を楽しむ余裕は残っていなくて、ひたすら頂上を目指すのみ
見えてきたよー頂上
木道からは柔らかな足音が響くんですけど、耳だけ澄ませ、時々植物をチラ見で精一杯
ここにきてもなお、ガンバレ、ガンバレと言い聞かせないと足が前に進みません。
12時登頂
登り口(標高800m)から、頂上(標高1700m)まで4時間かけてやってきました。
ありがとう~、一緒に登ってくれたお友達の皆さん
よく頑張ったよ私~。
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