SAKAKIHARA

三瓶山登山「名号登山道」は超過酷、「姫逃池登山道」は犬でも登れる

神辺・備後のあれこれ

秋の三瓶山は、ツーリング、ハイキング、デート、ドライブと、とにかく賑やかです。

三瓶山登山にはたくさんのルートがありますが、『国指定天然記念物、ブナの原生林を進むルート』との説明文に魅せられ、「名号(みょうごう)登山道」から登ることに決定!!

「マムシグサ」も紅葉をはじめ、赤い実がとても美味しそうです。

でも猛毒なので、触ってもダメ。

お気をつけください。

このキノコはマツタケの香りがします。

だけど周りに松が一本も生えていない・・・お主、さては毒キノコだな!?

この名号登山道で、人とすれ違ったのはわずかに2回。

何も知らずに登ったけど、私には超過酷なコースだったんです。

危険というわけではないのですが、かなりガンバって乗り越えなければならない所が多い道行きで、そこを超えるたびゼーゼーと呼吸が荒くなります。

もう諦めて下山しようかと弱音をはき始めた頃、すれ違ったご夫婦が、「もう少しですよ、頂上はススキ野原が別世界みたいだから頑張って!!」てエールを下さいました。

それがこちら。

頂上までは、この緩やかで美しいススキの風景を進むだけ。

これが本当に標高1100mの世界なのかと思うほど、美しく静かで懐かしさ感じる景色です。

絶景!

さて、名号登山道でエライ目にあった私としては、同じ道を帰ろうか、どうしようかと悩みました。

ちょうどそこへ姫逃池(ひめのがいけ)登山道から、柴犬を連れたご夫婦が到着されたんです。

名号ルートは犬は絶対に無理です。よじ登る所がいくらでもありましたから。

ということは犬でも進める姫逃池(ひめのがいけ)登山道を帰らない手はありませんよね。

心は決まった、姫逃池ルートで下山開始!

左が「男三瓶(おさんべ)」で、右が「子三瓶」です。

写真ではゆるやかに見えますね。

ハードな登山をしたい方は、2時間の名号ルートか、「男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶、大平山」を一周する6時間の縦走ルートがいいかもしれません。

次回は縦走ルートを登って、登山に自信をつけたいと思っています。

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