SAKAKIHARA

沙羅双樹の花 福山市明王院

神辺・備後のあれこれ

福山市を代表する国宝「明王院」です。

明王院 〜 境内に国宝建造物が2棟。五重塔・本堂など重要文化財がたくさんある草戸千軒や福山藩主ゆかりの寺院 | 備後とことこ

平家物語で有名な沙羅双樹の花が咲いているというので行って来ました。

朝6時、さすがに国宝も貸切状態です。

参拝門へと続く、この階段の真ん中辺りに、沙羅双樹の木があるんです。

別名:ナツツバキと言うみたいですね。

白くてかわいい花、これが沙羅双樹の花です。

平家物語の冒頭

「祇園精舎の鐘の声

 諸行無常の響きあり

 沙羅双樹の花の色

 盛者必衰の理をあらわす」

中学1年の教科書に出てきましたね。国語の先生が厳しくて、暗記するまで帰らせてもらえなかったんですよねー。

でもそのおかげで、今も冒頭文は覚えています。

35年経って、役に立つ学びだったんだと納得。

娘が「このアメ食べてもいいん?」て無邪気に聞いてくるんですが、お地蔵さんの供え物って食べてもいいものなんですかね?

もちろんこのアメをいただいたりはしていませんが、おじぞうさんのお供え物のその後が気になっています。

アジサイも見頃で、美しい明王院を堪能した週末の早朝でした。

沙羅双樹は、まだまだツボミがたくさんあって、これから咲き誇る時期を迎えそうでしたよ。

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