タイトルが失礼すぎて「すみません」なのですが、本当に驚いた光景だったんですよ。
まず、この立派な建物。
そして広~い駐車場が満車なんです。
鳥取中の人が詰めかけているのかと思えるほどのこの建物は一体何なのか・・・気になって、思わず寄ってしまいました。
大空間の骨組みも、下から見上げると圧巻です。
こんなに贅沢な建物、鳥取にいる?(重ねて失礼ですみません)
入り口には「なしっこ館」と書いてあります。
「梨」だけで人を呼べるのか?きっと特別なイベントでも開催しているに違いないと、甚だ疑問に思いつつ入ってみました。
ここはとにかく贅沢空間なのですが、人の出入りがじゃんじゃん続きます。
ゲーム感覚で梨作りを学ぶブース・・・満席
日本中の梨の展示スペース、鳥取の人はとにかく「梨」に夢中。
他県の梨にまで、やたらと勉強熱心。
ここ「なしっこ館」は大人の入場料300円、小中学生150円なのですが、全員「本日の食べ比べ」ができるんです。
一人一つづつ、食べ比べ梨が入っている紙コップをもらうのですが、これがすっごく美味しくて量も多いし、目の前でカットしてくださる鮮度バツグンの状態で、「300円の元は取れた」と心の声が漏れそうでしたよ。笑
それにしても、こんなに行列しますかね!?
とにかくずーっと、人がやってくるんですよ。しかもみんなどう見てもよそ者の私より「なしっこ館」を楽しまれているんです。
他に行く所ないのかな?(重ね重ね失礼ですみません)
梨に込められたメッセージが壁一面に張られていて、梨好きの方や、鳥取県民の梨愛があふれ出ていました。
字からすると、小学校入学前の子(はるかちゃん)だと思います。
大きな梨愛も伝わりますが、「流通量が増えたら販売価格が下がる」という経済の仕組みもすでに分かっていて、吹き出してしまいました。
よそ者の私が、この日一番勉強になったのは、「二十世紀梨」は「にじゅっせいきなし」と読むのではなく、「にじっせいきなし」が正解だということです。
館内を歩いていると、あちこちから聞こえてくる「にじっせいき」という発音に、若干の田舎臭さを感じていましたが、無知なのは自分だと気がつき、知ったかぶりはイケナイなと反省しました。
鳥取県の皆さん、失礼の数々を書き記しましたが、「にじっせいきなし」一生間違えませんので許してください。
鳥取へは片道2時間半、日帰りも十分できます。
大山や国宝「投入堂」へ行かれたら、ぜひ「なしっこ館」もセットでどうぞ。
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