階段を歩きたくてやってきたのは、鞆の医王寺。
医王寺から太子殿まで583段をのぼります。
観光センター近くの駐車場に停め、街を歩きながら医王寺へ
医王寺の門の前には大きな桜。
花が散る頃は、やさしく美しい景色が見れそうですね。
門をくぐった後は、さらに立派な桜
幹が太いぜ!いや、太すぎるぜ!!
太子殿へは、境内にある墓所からのぼります
樹形が個性的で、イイ感じの雰囲気でした
でもここの階段、ズルが発覚。
同じ段に、212と213と記され、次の段が214、その次の段が215と216、その次が217・・・
つまり2段のぼれば、ここでは3段上ったことになる。
583段といっても、結局は400段程度ってところかな。
583段!あっという間に太子殿
高い所から鞆の浦を眺めるのも、なかなかいいものですね。
晴れの日なら走島なども見え、素晴らしい景色が広がっているはず
仙酔島(160m)を上から見られるのは、ここくらいもしれません。
途中、平賀源内生祠の案内が。
周りは不法投棄のような、不要物がガチャガチャと置かれている場所で、なんだか気の毒に感じるような一帯でした。
これを読むと、平賀源内自ら、「生きているうちに神として祀るように」と言ったようですね・・・なんだか偉そうじゃな。
で、不勉強な私は子どもに聞く、「平賀源内って何した人?」と。
こどもいわく「万歩計を作った人」
万歩計!?そんなもの開発してくれなくったって、自分で数えることくらいできるし!っていうのが、平賀源内への嫌悪感に対する、私の小さな唯一の抵抗。
なので、太子殿まで「1,2,3,4,5,6,・・・」と歩数を数えながら登っていました。
途中、友達からLINEがきたので、数えるのは中断。平賀源内のせいで面倒なことしてるなと思っていた矢先だったので、ありがたいLINEでした。笑
江戸時代の奇才と言われた平賀源内、人間的にはどんな人だったのでしょう。
神として祀れと言われた方は、困らなかったのでしょうか。
大河ドラマ「べらぼう」では、平賀源内は安田顕さんが演じているそうですね。なら、きっと、素敵な演出となっていることでしょう。
でも私はこの生祠を見て、平賀源内はもしかしたら残念なところもあったのではないか・・・そんなことを思った鞆の浦散策でした。
干潮時には護岸の向こう側に、こんなに広い干潟が出来ていましたよ。
夏が待ち遠しいな。
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