SAKAKIHARA

福山市 自動運転バスに乗ってきた

神辺・備後のあれこれ

福山市が自動運転実証実験中のバスに乗れるというので、行ってきました。

このバス、群馬から来ています。

群馬大学に研究センターが設置されているようです。

エフピコアリーナ→福山駅→エフピコアリーナのルートで公道へと出ます。

車内は11席しかなく、1人づつの着席。

こちら、群馬大学の学生さんだと思われます。

途中、思いもよらぬタイミングでブレーキがかかった時などに、「今のは、対向車が動き出したため、急ブレーキがかかりました」など、状況を説明してくださるんです。

こうしてずっとデータを取り、車掌もこなす、大変重要な役目を担っておられました。

こうして表示が出て、スピードや、アクセル・ブレーキ、自動か手動かなどまで分かります。

この日の最高速度は41キロでした。

ところで、信号待ちのときなど、対向車の全てから視線を感じるのですが、このバスそんなに目立つかな。

自分なら気が付かなさそう。

エフピコアリーナから福山駅までは、信号機などにセンサーを設置し、その情報を得て、距離や道路の形状、停止線などを認識するのだそう。

将来的には、運転手の補助的なところまでを目指すらしい。

完全無人運転ではないそうです。

バスが交差点内や、バス停などで、一旦停止をすると、人間(運転手)が解除をして発進させます。

まだまだスピードも遅く、実用性には乏しいけど、私はいいと思う。

まずは、ここからスタートしないと、何も始まりませんしね。

車体はカメラとセンサーだらけ。

すごく細かい注文をつけてもいいなら、停車するときのブレーキが、もう少しスーッと静かに止まるようになってほしい。

最後わずかにガクンと止まるのは、満足度に欠ける唯一のことでした。

がんばれバス。福山市のために。