寒い日は、ざんざいで決まり。
朝からストーブに鍋をかけて、小豆をコトコト煮始めます。
砂糖と塩で整え、おもち焼いたら出来上がり

みんな、できたよー!!
榊原商店は美味しいものを、11:30に仕上げる職場。
12時からの休憩時間は繰り上がり、13時までしっかりお休みを取るのですから、誰からも歓迎されるシステムです。

飾りもちに乗っていたおもちゃのダイダイ(ミカン)は、キンカンくらいのサイズなので、これをイタズラに使わない手はありません。
年に一回くらいですが、大食漢の小皷さんをドッキリにかけるのが、私の密かなお楽しみ。
キンカンに見立てて、お皿に並べておきました。

いや、待てよ。キレイに並べすぎて、かえって偽物だとバレやすいと思い至り、2個からは葉っぱを千切り、適当に置いてみました。
よし、最初よりは、本物らしくなってきた。
これを小皷さんのデスクに置いておくのです。

事務所に戻ってきた小皷さん。
思った通り、偽キンカンを手に取りました。
「これ、オモチャじゃん!」ってツッコミを待っていたのですが、鼻に近づけ匂いを嗅ぎはじめました。
やばい、口に入れそう。こんなもの喉に詰まらせてしまったら、私はどんな罪に問われるのでしょう。
「それ、プラスチックですよ!!!」って、思わず叫びました。

そうなん?中からは何も出てこないん?って、確認のためこじ開けようとしはじめました。
マトリョーシカ方式の食べ物、見たことある!?って話です。

もうキンカンのことは忘れて、ぜんざいどうぞ。
お昼ご飯前でも、3個のおもちなんてペロリです。

なんでこんなにいい表情するんです?いつもこれくらいニコニコしてくださいよ、ってお願いすると、「美味しい物食べる時が一番幸せなんよ~。誰だって笑顔になるで」って。
そりゃそうなんですけど・・・でも、そう言われ、こちらも嬉しくなり、「もっと食べます?」ってのせられちゃう。笑

俺は3時に食べる!と言った花野さん、3時きっちりに事務所に戻ってきて、温めなおして自分でよそっていました。

「おいしいなぁ。いつもありがとう~」って花野さんはいつも全てが丁寧なんです。
よそってあげなかった自分をチョイ責めてしまうほどの丁寧さ。人柄が出ますね~。

こちらはわが社のマスコットおじさん「吉本さん」

守本さんに「おねだり上手」と呼ばれ、周りも本人も大爆笑でした。
社長のお母さんが、毎日お昼前になったら、いそいそとスーパーに出かけるのですが、たまに守本さんが一緒に買い物に付いていくと、「吉本さん、今日は何が食べたいかな」って、吉本さん中心に買い物をしているというんです。
パンも、ヨーグルトも、饅頭も、とにかくなんだって吉本さんが食べたいであろうものを買いに行く社長のお母さん。
吉本さんもその愛情を知り、「まぁ、僕は65歳にして過保護じゃやけーな」って、とにかく嬉しそう。

夕方、まだお鍋には5個くらいのお餅が残っていました。
「明日はこの鍋で豚汁作ってもらおうと思っているから、残しとったら作ってもらえんで。みんなしっかり食べてよ」って、さすが、おねだり上手は違います。
「おねだり上手」と、「65歳にして過保護」で、吉本さんと守本さんがずいぶん盛り上げるので、金尾さんまで肩を震わせて笑う羽目に。
確かにこの日、めちゃくちゃ笑いました。運動せずして腹筋を十分に鍛えられたと思います。

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