二日目
よく寝て、足の疲れもとれた。朝食もしっかり食べたぜ。
2日目は9時入場チケットだったので、8時30分にゲート前に到着。
すでに大勢の人が並んでいましたが、9時は9時。前倒しの入場はありませんでした。
こちらは日本館。この日は予約の人しか入れなかったので、私は外から見るだけ。
それにしても唯一無二の存在感。派手でなく、静けさと品をまとい、天皇陛下が各国要人と面会される、皇居のあの部屋を思い浮かべるほどです。

河瀨直美さんプロデュースのパビリオン「Dialogue Theater いのちのあかし」
建物と共に福知山から運ばれてきたイチョウの木
万博のシンボルツリーです。こんなに立派なイチョウが万博で見れるとはね。
当初は建物だけ移築の予定でしたが、河瀨さんの夢にこのイチョウがでてきたらしい。建物(学校)と一緒にいたかったのではないかと想像でき、そこにも「いのち」について考える点が生まれます

タイ館
よく見てください。ほんとは半分しかないのに、鏡に映して大きく見せています。
こういう演出、嫌いじゃない。むしろ好き。ユーモアに富んでる。

建物のデザイン上、とびきり迫力があったスペイン館

右、バーレーン館
左、トルクメニスタン館
トルクメニスタン館は、大草原を馬が颯爽と走る姿、砂漠を渡るラクダの映像が壁面に映し出され、吸い込まれるように入ったパビリオンです。

名前も知らなかった「トルクメニスタン」の入り口ホール
国王?大統領?写真はどちら様でしょうか。
すると、地図オタクの息子がスッと横に立ち、「こちらの方は・・・・・・」とながーく完璧な説明が始まり、とにかく頭を下げろと言うので、一礼して入りました。
こういうとき、ガイドがいると何倍も楽しいですね。地図オタクの息子には、ガイド料として1000円ペイペイで送りました。

お昼ご飯はスシロー。
万博まで行って、わざわざスシローに行かんでも・・・とのお気持ち、どうぞお仕舞いください。
なぜなら、ここは2050年のスシロー。ワクワクしっぱなしです。

この大画面パネルで注文します。
何が驚いたって、こどもたちの動体視力。信じられないスピードで画面をシャーシャーシャーと動かし、食べたいネタにピタリと止めてご注文。
大人をおちょくるのもええ加減せいっ!と言いたくなるスピード感。
私はこの瞬間、なんでもかんでも子どもにあーだ、こーだ言うのはやめようと誓いました。こういう分野においては、子どもの方がはるかに上で、私一人では出来ないことが増えてくる一方であることを思い知らされた瞬間でした。

ここでしか食べられない、万博オリジナル寿司がたくさんありましたよ。
陸で育ったウニは、甘くて風味も良く、とにかく美味しかった。
一番気に入ったのは、「クリームチーズの揚げ巻きスパイシーツナのせ」
できるだけいろなんな種類を食べようと決めていたのに、これだけはおかわり。ここでしか食べられないと思うと、我慢できませんでした。笑
ちなみに万博内の「くら寿司」では、70か国の料理も食べられるそうです。楽しみが尽きませんね。

大屋根リングから見る夕焼けもよかったです。神戸まで一望できますよ。

振り返ると、夕日に照らされた世界初の海上万博と、後方にATC(アジア太平洋トレードセンター)。この感じ好き。

来場者も減りはじめる、トワイライトの万博は狙い目です。
17時以降からの「夜間入場チケット」はイイかもしれませんね。

そうだ、トイレ問題はお気を付けください。
独立したオシャレなトイレは、とにかく人の流れの悪さが目立ちます。その点、建物に付属のトイレは個室数も断然多く、常に空きがありました。御不浄はお早めに。
ちなみにこちらのトイレ、お祈りする部屋まであるんです。
万博すげー。
こんにちは、世界の国から♪三波春夫さんの気持ちでいっぱいになりました。

この大きなスピーカーは、シグネチャーパビリオン、落合洋一氏が総合プロヂュースをされた「null2(ヌルヌル)」
「私のことは見えていないの?」との疑問を最後まで抱いた不思議な演出。
このパビリオンは外観だけでも必見です。ナニコレ珍百景並みの驚きでした。

開幕チケットを購入し、ホテルも一年前から予約を入れ、人生初の万博をとても楽しみにしていましたが、期待以上。
特に子どもたちは、50年後の世界を目の当たりにし、思うことがたくさんあったようです。いのちや、人の巡り合いなども、それぞれたくさん感じた様子。
楽しいだけでなく、考えたり、感じたり・・・未来をイメージ出来たこと自体が、とても貴重な体験となりました。

「地図オタク」改め、「万博ガイド」の息子から国旗のアレコレも学び、すぐにでも旅に出たくなりました。
しっかり万博マジックにかかっています。
最後に・・・。
日傘は必須。1人1本、男性も持って行きましょう。

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