SAKAKIHARA

そうじゃ吉備路マラソン2025 

イベント

ランチの約束をした友人が待ち合わせ場所として指定してきたのは、「そうじゃ吉備路マラソン5キロスタート地点」でした。

ご主人が5キロにエントリーされており、その応援を済ませてランチに行こうという提案。

駅伝、マラソンは大好きです♪山陽本線、伯備線を乗り継いで、総社駅に9:45に下車しました。

せっかくだから、友人のご主人だけでなく、ハーフに出場した同級生も応援することに。

総社駅から東へ10分ほど歩くと、マラソンコース沿いに出ます。ゴールまでラスト1キロ地点。

1位で走って来たのは青学の選手。

そのあと5位まで青学の選手が独占。

この日優勝した青学の黒田然選手の記録は1:02:56でした。

ちなみに先日、大阪マラソンで学生記録を更新した、青学の黒田朝日選手は、然選手の兄。

すごい兄弟がいるものですね。

続いてやってきたのは、倉敷高校の陸上部。

私が通った高校は、倉敷高校と同じ駅「中庄駅」が最寄りだったので、このオレンジのユニフォームを見ると、自分の事のように嬉しくなります。

がんばれ、がんばれーって、心では大声援を送っていますが、1人だとなかなか声が出ないのです。

どうしても恥ずかしくて、おもいっきりエールが送れない。

本来、「陰ながら応援しています」という、おくゆかしいタイプではないんですけどね。

選手にギリギリ届く程度の小さな声で、「がんばれー」と拍手を送っていると、遠くに同級生らしき姿が見えてきました。

おーい、おーい、って手を振る私に気が付いた様子。同級生が手を上げて、にこやかに笑う顔が見えました。

その表情を見ていたら、まだ余裕があるように見えてきて、「もっと走れるじゃろ!!しっかり、いけ、いけ、いけ。がんばってー!!!」って、20キロも走ってきた選手にかけるには厳しすぎる言葉を浴びせてしまいました。

結果、この同級生は、ゴールまでの残り1.5キロで、10人以上を抜き返し、呼吸が上がりまくって、ゴール後も救護スタッフが慌てて駆け寄ってきたほどの様子でゴールしたそうです。笑

記録は1時間44分38秒。4026人中、567位。たいしたものです。

同級生の応援を終わらせ、5キロのスタート地点へ移動して友人を探します。

「外国人みたいなのが私」というヒントだけをもらっていましたが、そのヒントによりこの後ろ姿に違いないとピンときました。

20,30分後、最後の最後の集団に、友人のご主人が見えてきました。

ところがご主人の前に、サメの着ぐるみで走っている人がいたんです。

つい、「サメに負けとるよ。しっかり走れ!絶対負けるな!人間じゃろ~!」って、叫んでしまい、あおられてラスト150m全力疾走した結果、ベストタイムが出たらしい。笑

数十年前は神辺でも、「かんなべ吉備路マラソン」という、5キロ、10キロのマラソン大会がありました。復活してほしいイベントです。