SAKAKIHARA

父母ケ浜

その他

「映え」スポットとして大人気の父母ケ浜

行く前日、「明日は【ちちははがはま】へ行くよ」と話すと、娘に「それって【ちちぶがはま】っていうんよ」と教えられました。恥ず~。

こんなに遠浅の海岸見たことない。

波打ち際まで行くつもりだったけど、あまりに遠いので、波を触ることは早々に諦める

必須の遊び道具「箱メガネ」も、わざわざ持って行ったというのに、この浜には生き物の生態を観察できる、「潮だまり」が出来ないんです。

この浜では遊べないな・・ということで退散

とにかくここは、生き物を探して遊ぶ浜ではないのです。

イケメングループや、若い夫婦、カップルのキャピキャピ感が眩しすぎる場所

タイミングが合えば、こんな写真や

こんな写真が撮れる場所

ただし、「干潮」+「風がない」が最低条件。

願わくば夕方であれば、幻想的な景色が見れますから、写真目的の人はしっかり下調べをして行ってください。

それでこの砂、土石流が運んだ真砂土なんですって。

庭に敷いたりするあの土が「真砂(まさ)」です。

どうりで歩き心地もバツグンにいいはずですよ。

瀬戸内の砂とどれくらい違うか、ここにくればすぐに分かりますよ

波の様子を想像できるようなこの砂影も、真砂土だからなのでしょう。

驚いたというか、とても気に入りました!

でも一番楽しかった光景はこれ

かに穴の近くに転がる、無数の砂団子

この団子を作ったのは、写真の真ん中にいる、足の長い、薄茶色の小さなカニです。

微生物が含まれた砂を食べ、栄養を取り込んだあと、ポイポイと外へ捨てたのがこの団子。

ビービー弾みたいなサイズの砂団子が、そこら一面にあるんです。

1匹がどれくらいの数の砂団子を作るのかしらないけど、かなり広い範囲で見られました。

静かに待っていると、土に同化したカニがたくさんでてきます。

もうたまりませんね!

歩き疲れて砂浜に座り込む友人

そこ、湿ってるよ!って教えるのやめた

ここは海、ちょっと濡れるくらいがちょうどいいよ